ツール・ド・ロマンディ2015(UCI WorldTour)-Review

第69回目となったツール・ド・ロマンディは、今年も各グランツールを見据える総合系ライダーが揃ったほか、春のクラシックシーズンに活躍した選手たちが好調のまま参戦。

近年同様見どころ十分の全6ステージとなりました。

新鋭も登場し、今後に期待を抱かせる格好となったレースをまとめてみることにします。

 


 

ツール・ド・ロマンディ2015(UCI WorldTour)-4月28日~5月3日

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第1ステージ | 第2ステージ | 第3ステージ | 第4ステージ | 
第5ステージ | 第6ステージ | 最終成績

 


 

 

【結果】

1. チーム スカイ 21:19

2. オリカ・グリーンエッジ +00″

3. チーム カチューシャ +05″

 

【総合】

1. gb ゲラント・トーマス(チーム スカイ) 21:19

2. it エリア・ヴィヴィアーニ(チーム スカイ) +00″

3. gb イアン・スタナード(チーム スカイ) +00″

 

●チーム総合

チーム スカイ 21:19

 

Photo: Tour de Romandie
Photo: Tour de Romandie

 

 


 

 

【結果】

1. ch ミヒャエル・アルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ) 4:21:43

2. co ハルリンソン・パンタノ(イアム サイクリング) s.t.

3. fr ジュリアン・アラフィリップ(エティックス・クイックステップ) s.t.

 

【総合】

1. ch ミヒャエル・アルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ) 4:42:52

2. it イヴァン・サンタロミータ(オリカ・グリーンエッジ) +10″

3. gb クリストファー・フルーム(チーム スカイ) +10″

 

●山岳賞

ru マキシム・ベルコフ(チーム カチューシャ) 21pts

 

●ヤングライダー賞

gb サイモン・イェーツ(オリカ・グリーンエッジ) 4:43:02

 

●チーム総合

オリカ・グリーンエッジ 13:26:28

 

Photo: Orica-GreenEDGE
Photo: Orica-GreenEDGE

 

 


 

 

【結果】

1. ch ミヒャエル・アルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ) 4:14:56

2. fr ジュリアン・アラフィリップ(エティックス・クイックステップ) s.t.

3. it ダミアーノ・カルーゾ(BMCレーシングチーム) s.t.

 

【総合】

1. ch ミヒャエル・アルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ) 8:57:38

2. it イヴァン・サンタロミータ(オリカ・グリーンエッジ) +20″

3. gb クリストファー・フルーム(チーム スカイ) +20″

 

●山岳賞

ru マキシム・ベルコフ(チーム カチューシャ) 21pts

 

●ヤングライダー賞

gb サイモン・イェーツ(オリカ・グリーンエッジ) 8:57:58

 

●チーム総合

オリカ・グリーンエッジ 26:11:16

 

Photo: Orica-GreenEDGE
Photo: Orica-GreenEDGE

 

 


 

 

【結果】

1. ch シュテファン・キュンク(BMCレーシングチーム) 4:35:10

2. be ヤン・バークランツ(アージェードゥーゼール ラモンディアル) +38″

3. nl ベアトヤン・リンデマン(チーム ロットNL・ユンボ) +39″

 

【総合】

1. ch ミヒャエル・アルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ) 13:33:40

2. it イヴァン・サンタロミータ(オリカ・グリーンエッジ) +20″

3. gb クリストファー・フルーム(チーム スカイ) +20″

 

●山岳賞

ru マキシム・ベルコフ(チーム カチューシャ) 23pts

 

●ヤングライダー賞

gb サイモン・イェーツ(オリカ・グリーンエッジ) 13:34:00

 

●チーム総合

オリカ・グリーンエッジ 39:58:49

 

© Tim De Waele
© Tim De Waele

 

 


 

 

【結果】

1. fr ティボ・ピノー(エフデジ) 4:38:54

2. ru イルヌール・ザカリン(チーム カチューシャ) +07″

3. fr ロマン・バルデ(アージェードゥーゼール ラモンディアル) +20″

 

【総合】

1. ru イルヌール・ザカリン(チーム カチューシャ) 18:13:00

2. fr ティボ・ピノー(エフデジ) +06″

3. gb クリストファー・フルーム(チーム スカイ) +14″

 

●山岳賞

ru マキシム・ベルコフ(チーム カチューシャ) 59pts

 

●ヤングライダー賞

fr ティボ・ピノー(エフデジ) 18:13:06

 

●チーム総合

チーム カチューシャ 53:57:43

 

Photo: Tour de Romandie
Photo: Tour de Romandie

 

 


 

 

【結果】

1. de トニー・マルティン(エティックス・クイックステップ) 23:17

2. si シモン・スピラクŠ(チーム カチューシャ) +11″

3. ru イルヌール・ザカリン(チーム カチューシャ) +13″

 

© Tim De Waele
© Tim De Waele

 

 


 

【最終成績】

●個人総合

1. ru イルヌール・ザカリン(チーム カチューシャ) 18:36:30

2. si シモン・スピラクŠ(チーム カチューシャ) +17″

3. gb クリストファー・フルーム(チーム スカイ) +35″

4. fr ティボ・ピノー(エフデジ) +49″

5. co リゴベルト・ウラン(エティックス・クイックステップ) +1’20”

6. gb サイモン・イェーツ(オリカ・グリーンエッジ) +1’21”

7. pl ラファウ・マイカ(ティンコフ・サクソ) +1’24”

8. co ナイロアレクサンデル・キンタナ(モビスター チーム) +1’42”

9. fr ロマン・バルデ(アージェードゥーゼール ラモンディアル) +1’43”

10. it ヴィンチェンツォ・ニバリ(アスタナ プロチーム) +1’54”

 

●山岳賞

ru マキシム・ベルコフ(チーム カチューシャ) 59pts

 

●ヤングライダー賞

fr ティボ・ピノー(エフデジ) 18:37:19

 

●チーム総合

チーム カチューシャ 55:08:54

 

フルリザルト(大会公式サイト)

 

Photo: Team Katusha
Photo: Team Katusha

 


 

【戦評】

ワールドツアー本格参戦1年目のザカリンが驚きの総合優勝。

今大会はダークホースとして名は挙がっていたものの、そうそうたる面々を前に今シーズンの好調ぶりを発揮。

 

ポイントは終盤の2ステージ。

ザカリンとしては、クイーンステージである第5ステージでの積極策が奏功したばかりか、得意のTTでメカトラブルに見舞われながらも快走するなど、オールラウンダーとして今後有望株となる存在であることを証明。

さらに、ロシア籍チームとしてのミッションでもある、「ロシア人選手による世界選手権、オリンピックへの出場枠確保」を大きく前進させる好結果となっています。

 

1989年生まれ25歳の彼は、2007年にジュニアのヨーロッパITTチャンピオン、2009年にメタンドロステノロンの陽性反応で2年間の出場停止、2012年にレース復帰し、2013年にはロシアITTチャンピオンに。

ルスヴェロ所属の2014年には、UCI1クラス、2クラスのステージレースでたびたびステージ優勝。

それを買われて世界選手権ロードではロシア代表にも抜擢されている選手。

グランツールは、ジロ・デ・イタリアへの参戦が決定しています。

 

その他総合上位陣のほとんどがツール・ド・フランス組とあって、さながら前哨戦の様相にもなっています。

そうした中で、しっかりと表彰台を確保したフルーム、ステージ1勝のピノーなどはまずまずの結果。

彼らから少々後れをとったキンタナ、ニバリらの今後の調整具合も楽しみなところです。

また、ジロ総合優勝候補の一角であるウランも無理せず走って総合5位と、上々の仕上がり。

 

そして今回は、地元スイス勢の躍動もハイライトに。

ホームレースに滅法強いアルバジーニのスプリント2勝、ネオプロのキュンクによる鮮やかな独走逃げ切りと、地元スターによって大会が彩られた一面もありました。

 


 

ツール・ド・ロマンディオフィシャルメディア

Du 29 avril au 04 mai 2014 - 68ème Tour de Romandie Tour De Romandie @TourDeRomandie tourderomandie

 

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