リエージュ~バストーニュ~リエージュ2016(UCI WorldTour)-Preparation

春のクラシックの最後を飾るリエージュ~バストーニュ~リエージュを展望します。

253kmのコースに待つのは10の登板ポイント。

今回は新たな上り坂も含まれ、それがレース展開にどのように影響するのかも見どころとなります。

 


 

リエージュ~バストーニュ~リエージュ2016(UCI WorldTour、リエージュ~アンス、253km)-4月24日

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【過去5年の優勝者】

2015年 アレハンドロ・バルベルデ

2014年 サイモン・ゲランス

2013年 ダニエル・マーティン

2012年 マキシム・イグリンスキー

2011年 フィリップ・ジルベール

 

【コース分析】

 

以下、コース分析は、筆者寄稿、Cyclist「週刊サイクルワールド」から。※原文ママ

 1892年創設。最古参を意味する“ドワイエンヌ”との別名を持つ、世界最古のクラシックレースで、とりわけ歴史と格式の高い「モニュメント」と呼ばれるレースの1つだ。

 

 登板ポイントは10カ所だが、1つ1つの上りが厳しく、獲得標高は4000mを超える。なかでも、残り36.5kmのコート・ド・ラ・ルドゥット(登坂距離2km、平均勾配8.9%)、残り20.5kmのコート・ド・ラ・ロッシュ・オウ・フォーコーン(1.5km、9.3%)が終盤のアタックポイント。この2つの上りでメーン集団の人数は絞られることだろう。

 

 最終盤は、残り6.5kmのコート・ド・サン・ニコラ(1.2km、8.6%)、残り2.5kmのコート・ド・ラ・ルー・ナニオ(0.6km、10.5%)で優勝争いに大きな動きが起こりそうだ。この2つの上りで決定的な動きが起きないようだと、優勝争いはゴールスプリントに委ねられる可能性が高まる。

出典:Cyclist「週刊サイクルワールド<155>」

 

【レギュレーション】

●UCIワールドツアーポイント

1位100pts、2位80pts、3位70pts、4位60pts、5位50pts、6位40pts、7位30pts、8位20pts、9位10pts、10位4pts

 

●賞金

1位€20,000、2位€10,000、3位€5,000、4位€2,500、5位€2,000、6~7位€1,500、8~9位€1,000、10~20位€500

計€50,000

各登坂ポイント1位通過者 €500(×10ヵ所)

計€5,000

賞金総額€55,000

 

【スタートリスト】

Start list

 

【注目選手】

アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター チーム)

ダニエル・マーティン(アイルランド、エティックス・クイックステップ)

ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)

ホアキン・ロドリゲス(スペイン、チーム カチューシャ)

イルヌール・ザカリン(ロシア、チーム カチューシャ)

ルイ・コスタ(ポルトガル、ランプレ・メリダ)

ルイ・メインティス(南アフリカ、ランプレ・メリダ)

ディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ)

ロマン・クロイツィゲル(チェコ、ティンコフ)

ラファウ・マイカ(ポーランド、ティンコフ)

ミケル・ヴァルグレンアナスン(デンマーク、ティンコフ)

ロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール ラモンディアル)

ヤン・バークランツ(ベルギー、アージェードゥーゼール ラモンディアル)

ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼール ラモンディアル)

クリストファー・フルーム(イギリス、チーム スカイ)

ミハウ・クフィアトコフスキー(ポーランド、チーム スカイ)

ヴァウテル・プールス(オランダ、チーム スカイ)

ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、アスタナ プロチーム)

ディエゴ・ローザ(イタリア、アスタナ プロチーム)

サイモン・ゲランス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)

エンリーコ・ガスパロット(イタリア、ワンティ・グループゴベール)

トニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル)

イェール・ヴァネンデル(ベルギー、ロット・ソウダル)

ワレン・バルギル(フランス、チーム ジャイアント・アルペシン)

トマ・ヴォクレール(フランス、ディレクトエネルジー)

リッチー・ポート(オーストラリア、BMCレーシングチーム)

サムエル・サンチェス(スペイン、BMCレーシングチーム)

ロイック・ヴリーヘン(ベルギー、BMCレーシングチーム)

バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード)

別府史之(日本、トレック・セガフレード)

ロベルト・ヘーシンク(オランダ、チーム ロットNL・ユンボ)

 

以下、選手評は、筆者寄稿、Cyclist「週刊サイクルワールド」から。※原文ママ

 昨年、ワロンヌとリエージュを連勝したアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター チーム)が2連覇をかけて臨む。現在、自身初出場となるジロ・デ・イタリアに向けた調整中とあり、強さを見せ付けた昨年ほどの状態ではないことを打ち明けている。とはいえ、ひとたび集中したときの強さは誰もが知るところ。特に、ワロンヌは勝てば大会史上最多の4度目の優勝となる。前人未到の記録へのチャレンジが期待される。

 アムステルを制したガスパロット、アルデンヌクラシックに調子を合わせてきたイエール・ヴァネンデル(ベルギー、ロット・ソウダル)も前評判が高い。冬場のウイルス感染を克服し調子を上げてきたジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)は、連続2位だった前年を上回ることができるか。

 アラフィリップのチームメートであるダニエル・マーティン(アイルランド)は、この2戦に賭けるためアムステルを回避。リエージュでは3年ぶりの優勝を狙う。1月のトレーニングキャンプ中の事故を乗り越え復活したワレン・バルギル(フランス、チーム ジャイアント・アルペシン)、前回リエージュ4位のルイ・コスタ(ポルトガル、ランプレ・メリダ)も虎視眈々とチャンスをうかがう。

 日本勢では、別府史之(トレック・セガフレード)が両レースへの出場を発表。バウケ・モレマ(オランダ)やフランク・シュレク(ルクセンブルク)の上位進出をアシストすることとなりそうだ。

 本来であれば優勝候補に名を連ねるホアキン・ロドリゲス(スペイン、チーム カチューシャ)は、アムステルでの落車負傷が心配される。また、トレーニング中に自動車ドライバーとのトラブルに巻き込まれ左手指を負傷したフィリップ・ジルベール(ベルギー、BMCレーシングチーム)は、出場こそするものの、エースの座はチームメートに譲る姿勢を明かしている。

出典:Cyclist「週刊サイクルワールド<155>」

 


 

リエージュ~バストーニュ~リエージュオフィシャルメディア

La Flèche Wallonne Liège-Bastogne-Liège @LBLcourse Liège Bastogne Liège 2014

 

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